「弓道場と市民との合意形成手順について」

◯太田 縁議員 早ければ平成26年に計画し、着手していくということでお伺いしました。

さて、今、少し西高の問題が出ましたけれども、周辺の文教環境計画についてということでお伺いいたします。

今年度より、中学校において武道の必修化が実施されました。武道については昨年の本議会でも大変議題に上げられました。本市においても武道への理解をいただいていると感じ、武道の振興に携わる1人として、うれしい限りです。

さて、現在、布勢に中国大会規模の大会が開催できるような、大会用とも言えるような弓道場が建設中です。遠的場を持つ非常に立派な弓道場を建設ということは執行部から報告を受けております。しかし、先ほどの説明によりますと、鳥取城の保存計画の一環として大手御門を整備する、そのことにより現在の弓道場のところが西高の進入路になり、弓道場が取り壊される計画というふうに拝見しております。この弓道場は、武道館の隣にある弓道場ですけれども、近隣の中学生が非常によく利用しており、稽古の場をなくすことは大変遺憾に思います。平成24年度における鳥取市における中学校の部活加入者は、剣道が113人、柔道46人、弓道が230人と、圧倒的に弓道の部員加入者が多いことがわかります。中学校の敷地内で矢を放つということは、危険も高く、中学校、あるいは各中学校に弓道場をつくるということは大変困難だと思います。弓道場が不足しているということはあっても、余っているということはないというふうに思っております。現在、保護者や中学生、高校生、大学生、また近くの楽しみに通ってこられる高齢者の声から、存続の声が上がっております。

また、この弓道場は本来、武道館と一体のものであり、武徳殿からの経緯もあります。歴史的なゆえんも多く、簡単に取り壊しを行う施設ではないと、関係者はもとより、近隣の住民は驚いております。西高の進入路となるということですから、そもそも大手登城路の計画がなければ、壊されることがないんじゃないかとおっしゃっている方もあります。昭和46年3月に建設されて以来、この弓道場の景観は人々にとってなれ親しんだ歴史的な景観ともなっております。

さて、ここで1つお伺いします。この弓道場の取り壊しについて、検討会などを設置したり、市民の意見を取り入れたりして決定されたかどうかをお伺いします。


◯中西照典議長 木下教育長。


◯木下法広教育長 新しい弓道場の新築にかかわるお尋ねでございます。

鳥取城跡保存整備事業及び鳥取西高校整備事業についての鳥取県との協議によりまして、現弓道場の解体撤去は県が実施し、新しい弓道場の整備は、用地取得を含めて鳥取市で実施することとなりました。また、新しい弓道場には、広い用地を要する遠的射場の整備も求められておりました。こうした広い用地を本市が近隣に保有していなかったために、現在地付近での新築の検討は行えず、最終的には布勢地内での着工に至ったものであります。以上でございます。


◯中西照典議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 検討委員会等を設置し、この弓道場を壊すことについて議論されたかどうかということをお伺いしたいんですけれども。


◯中西照典議長 木下教育長。


◯木下法広教育長 先ほども申し上げましたように、近くに、広い用地を要する遠的の射場、こういうふうなものも実は必要なわけなんですが、それらを得ることができないというふうなことから、現在の場所では新たな弓道場をつくるということが無理であるというふうに判断したということであります。以上でございます。


◯中西照典議長 教育長、要はそういう審議の場が開かれて、そこでそういう審議がされたかどうかというところが、今、太田議員の質問でありますので、それにお答え願います。木下教育長。


◯木下法広教育長 お答えいたします。

新しい弓道場の建設候補地や施設概要については、弓道協会、それから学校、そして一般の利用者の代表、学識経験者による鳥取市弓道場建設検討委員会というのがございまして、ここで検討していただきました。この検討結果については、平成21年10月に市民政策コメントを実施いたしまして、市民に幅広く情報を提供し、意見募集をさせていただき、応募いただいた意見については本市の考えをホームページで公表させてもらったと。そういう経緯であります。


◯中西照典議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 先ほど私も申し上げたように、執行部から、新築の議論についてはしっかりいろんな議論もされていますし、新築のことについては当然議論されたということは了解しております。ではなくて、壊すということに関して議論したのか、議論の場があったのかという。いわゆる弓道関係者ではなく武道関係者全体に、把握もあるわけですし、そういう議論の場があったかということを伺っているんですけれども。


◯中西照典議長 木下教育長。


◯木下法広教育長 先ほどお答えしました検討委員会、ここで候補地等々を議論していただいたわけなんですが、そのときに当然、おっしゃるような、壊すとか残すとかというふうなこともここで議論していただいております。


◯中西照典議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 そのことは確認済みで、議事録もなかったということも確認しておりまして、その委員会の中では特別に、そこは新しい弓道場を建てるということの議論のみをされていて、要するに、壊すという議論はどこでもされていないというふうに執行部から報告を受けているんです。けれども、本当にどういう状況で壊していくのかというようなことを検討する場を設けたか、設けていないかということなんですけれども。質問の意味が御理解いただけないでしょうか。


◯中西照典議長 木下教育長。


◯木下法広教育長 私は今、十分把握していない部分がありますので、これはまた後日お答えしようと思います。以上でございます。


◯中西照典議長 竹内市長。
                  〔竹内 功市長 登壇〕


◯竹内 功市長 直接関連する議論ですので、触れさせていただきますが、この西高の耐震改修工事に関して、先ほども県・市で協議する中で弓道場の撤去の話が出てきていたわけですが、一方で、鳥取市の景観形成審議会に鳥取市はこの案について審議しておりまして、その際、西高への進入路の新設に当たって鳥取市武道館弓道場を撤去するという計画内容を示して、この景観形成審議会、これは一般の方も入った、景観にかかわる審議会であります。景観のことも御質問の中にありましたのでね。この審議の結果として了承いただいているということであります。したがいまして、進入路をつくるために弓道場を撤去するということに関しては、計画内容としてお示しした上で、その景観形成審議会での審議の結果は、これを了承いただいたという経過がございます。


◯中西照典議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 景観審議会というのは景観を議論する場所であって、弓道場の必要性だとか、今、弓道場をどういう人が使っているだとか、歴史性があるだとか、それを議論する場所ではないと思います。なので、まずはこの弓道場に関してということは、先ほど教育長から答弁がありましたけれども、あったのか、ないのか。なかったというふうに執行部から実は報告を受けております。なので、こういう議論の場はなかったというふうに、後で教育長はもう一度答弁するとおっしゃいましたけれども、そういうふうに確認させていただいてもいいんでしょうか。これは議長に確認するんでしょうか。


◯中西照典議長 それは後ほど教育長の答弁でいいですね。太田縁議員。


◯太田 縁議員 じゃ、先ほどありました、景観形成重要地域であるので、景観審議会に報告したかという質問に対して、説明したというふうに受けましたけれども、それでよろしいですか。


◯中西照典議長 竹内市長。
                  〔竹内 功市長 登壇〕


◯竹内 功市長 先ほどお答えしたとおりです。そして、いろいろ経過がある弓道場の建設に関しては、当然新設に当たって、古いほうは撤去するという内容は検討の委員会の中でも前提の議論として出ていましたし、その議論がされたという、そういう認識が十分されて、新設の議論が具体化されていったということもつけ加えておきたいと思います。


◯中西照典議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 前提の議論ということがありましたけれども、まずはその景観についてですけれども、景観法ということについて私は何度もお話ししていますけれども、景観というものは1人のものではない、みんなのものなんです。だから、石垣がすとんと見える、道路がずばっとついていく景観が美しいと思っておられる方もおありでしょう。しかし、木造の弓道場があって、それを山に久松山を見る、その景観が美しいと思っている人もいるわけです。ですから、ここを景観協議会とかというものを制定して、みんなでこの景観がどうあるべきかということを本来は議論するべきなんです。そういう場所が必要なんです。

市長はいつも、鳥取市が決めたからと。実は、この弓道場に関してもツイッターやホームページ、いろんなところで私のところにも届いております。フェイスブック等でも上がってきています。要するに市長は、市民の意見は聞いたんだと。でも、それは建設していく委員会の中の人の意見であって、ほかの市民の方の意見はしっかりと市長のところにはどうやら届いていないようなんです。先ほども申し上げましたけれども、やはりきちっと調査、現状を調べていく、今どうであるかということがベースになければ語れないわけです。大手登城路のことも前回のこの場で申し上げました。やはり住民の方の理解がなければ、あそこの進入路がなくなるということは住民にとっては非常に不便なことであったり、避難路に関してもいろんな問題があるんですよということは申し上げました。

市長は、鳥取市が決めたんだと。決めたんですから、当然それを情報として公開します。それに意見がある方は言ってくださいと。言いました。でも、この弓道場のホームページも、御理解ください、決定しましたと。少数の意見を取り上げよう、あるいは本当に困っている人たちの意見を取り上げようとはしないわけです。そこのところを市長は何かお間違えになっておられるような気がするんですけれども。


◯中西照典議長 竹内市長。
                  〔竹内 功市長 登壇〕


◯竹内 功市長 弓道場につきましては、議会に陳情も出て、議会で採択されているという経過もございます。太田議員も知らないで質問されているとは思えませんが、そういうこともあって、積極的に市としてもこの整備を、現在の弓道場では6人立ちでしたか、少ないので、もっと大きなものにしてほしいとか、遠的の練習もできる施設にしてほしいとか、そういう要望があって、市としても積極的な整備に取り組んでいるわけであります。それをまず基本的に、議会も含めて推進してきた。予算もそういう内容で決定をいただいてきている。そして、今、残してほしいという声があるということに関しては、議員も議場の中で発言されております。そういった声もきっと関係者の一部にはあるのかもしれません。しかし、大きな流れとして、史跡と共存する、史跡の整備、そして西高の耐震改修、こうしたことを共存させていく中で、弓道場はいろいろ適地の検討もされて、そして鳥取市の弓道場として布勢にあるのが適切だという検討委員会での議論があって、それからパブリックコメントも経て、それ以降に鳥取市として方針を決めて予算化してやっているわけで、鳥取市が決めてから始めたというのは全く事実に反する議論ですよ。そういう事実に反する議論を議場でするのはやめていただきたいと思います。

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「弓道場と市民との合意形成手順について」

◯太田 縁議員 早ければ平成26年に計画し、着手していくということでお伺いしました。

さて、今、少し西高の問題が出ましたけれども、周辺の文教環境計画についてということでお伺いいたします。

今年度より、中学校において武道の必修化が実施されました。武道については昨年の本議会でも大変議題に上げられました。本市においても武道への理解をいただいていると感じ、武道の振興に携わる1人として、うれしい限りです。

さて、現在、布勢に中国大会規模の大会が開催できるような、大会用とも言えるような弓道場が建設中です。遠的場を持つ非常に立派な弓道場を建設ということは執行部から報告を受けております。しかし、先ほどの説明によりますと、鳥取城の保存計画の一環として大手御門を整備する、そのことにより現在の弓道場のところが西高の進入路になり、弓道場が取り壊される計画というふうに拝見しております。この弓道場は、武道館の隣にある弓道場ですけれども、近隣の中学生が非常によく利用しており、稽古の場をなくすことは大変遺憾に思います。平成24年度における鳥取市における中学校の部活加入者は、剣道が113人、柔道46人、弓道が230人と、圧倒的に弓道の部員加入者が多いことがわかります。中学校の敷地内で矢を放つということは、危険も高く、中学校、あるいは各中学校に弓道場をつくるということは大変困難だと思います。弓道場が不足しているということはあっても、余っているということはないというふうに思っております。現在、保護者や中学生、高校生、大学生、また近くの楽しみに通ってこられる高齢者の声から、存続の声が上がっております。

また、この弓道場は本来、武道館と一体のものであり、武徳殿からの経緯もあります。歴史的なゆえんも多く、簡単に取り壊しを行う施設ではないと、関係者はもとより、近隣の住民は驚いております。西高の進入路となるということですから、そもそも大手登城路の計画がなければ、壊されることがないんじゃないかとおっしゃっている方もあります。昭和46年3月に建設されて以来、この弓道場の景観は人々にとってなれ親しんだ歴史的な景観ともなっております。

さて、ここで1つお伺いします。この弓道場の取り壊しについて、検討会などを設置したり、市民の意見を取り入れたりして決定されたかどうかをお伺いします。


◯中西照典議長 木下教育長。


◯木下法広教育長 新しい弓道場の新築にかかわるお尋ねでございます。

鳥取城跡保存整備事業及び鳥取西高校整備事業についての鳥取県との協議によりまして、現弓道場の解体撤去は県が実施し、新しい弓道場の整備は、用地取得を含めて鳥取市で実施することとなりました。また、新しい弓道場には、広い用地を要する遠的射場の整備も求められておりました。こうした広い用地を本市が近隣に保有していなかったために、現在地付近での新築の検討は行えず、最終的には布勢地内での着工に至ったものであります。以上でございます。


◯中西照典議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 検討委員会等を設置し、この弓道場を壊すことについて議論されたかどうかということをお伺いしたいんですけれども。


◯中西照典議長 木下教育長。


◯木下法広教育長 先ほども申し上げましたように、近くに、広い用地を要する遠的の射場、こういうふうなものも実は必要なわけなんですが、それらを得ることができないというふうなことから、現在の場所では新たな弓道場をつくるということが無理であるというふうに判断したということであります。以上でございます。


◯中西照典議長 教育長、要はそういう審議の場が開かれて、そこでそういう審議がされたかどうかというところが、今、太田議員の質問でありますので、それにお答え願います。木下教育長。


◯木下法広教育長 お答えいたします。

新しい弓道場の建設候補地や施設概要については、弓道協会、それから学校、そして一般の利用者の代表、学識経験者による鳥取市弓道場建設検討委員会というのがございまして、ここで検討していただきました。この検討結果については、平成21年10月に市民政策コメントを実施いたしまして、市民に幅広く情報を提供し、意見募集をさせていただき、応募いただいた意見については本市の考えをホームページで公表させてもらったと。そういう経緯であります。


◯中西照典議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 先ほど私も申し上げたように、執行部から、新築の議論についてはしっかりいろんな議論もされていますし、新築のことについては当然議論されたということは了解しております。ではなくて、壊すということに関して議論したのか、議論の場があったのかという。いわゆる弓道関係者ではなく武道関係者全体に、把握もあるわけですし、そういう議論の場があったかということを伺っているんですけれども。


◯中西照典議長 木下教育長。


◯木下法広教育長 先ほどお答えしました検討委員会、ここで候補地等々を議論していただいたわけなんですが、そのときに当然、おっしゃるような、壊すとか残すとかというふうなこともここで議論していただいております。


◯中西照典議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 そのことは確認済みで、議事録もなかったということも確認しておりまして、その委員会の中では特別に、そこは新しい弓道場を建てるということの議論のみをされていて、要するに、壊すという議論はどこでもされていないというふうに執行部から報告を受けているんです。けれども、本当にどういう状況で壊していくのかというようなことを検討する場を設けたか、設けていないかということなんですけれども。質問の意味が御理解いただけないでしょうか。


◯中西照典議長 木下教育長。


◯木下法広教育長 私は今、十分把握していない部分がありますので、これはまた後日お答えしようと思います。以上でございます。


◯中西照典議長 竹内市長。
                  〔竹内 功市長 登壇〕


◯竹内 功市長 直接関連する議論ですので、触れさせていただきますが、この西高の耐震改修工事に関して、先ほども県・市で協議する中で弓道場の撤去の話が出てきていたわけですが、一方で、鳥取市の景観形成審議会に鳥取市はこの案について審議しておりまして、その際、西高への進入路の新設に当たって鳥取市武道館弓道場を撤去するという計画内容を示して、この景観形成審議会、これは一般の方も入った、景観にかかわる審議会であります。景観のことも御質問の中にありましたのでね。この審議の結果として了承いただいているということであります。したがいまして、進入路をつくるために弓道場を撤去するということに関しては、計画内容としてお示しした上で、その景観形成審議会での審議の結果は、これを了承いただいたという経過がございます。


◯中西照典議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 景観審議会というのは景観を議論する場所であって、弓道場の必要性だとか、今、弓道場をどういう人が使っているだとか、歴史性があるだとか、それを議論する場所ではないと思います。なので、まずはこの弓道場に関してということは、先ほど教育長から答弁がありましたけれども、あったのか、ないのか。なかったというふうに執行部から実は報告を受けております。なので、こういう議論の場はなかったというふうに、後で教育長はもう一度答弁するとおっしゃいましたけれども、そういうふうに確認させていただいてもいいんでしょうか。これは議長に確認するんでしょうか。


◯中西照典議長 それは後ほど教育長の答弁でいいですね。太田縁議員。


◯太田 縁議員 じゃ、先ほどありました、景観形成重要地域であるので、景観審議会に報告したかという質問に対して、説明したというふうに受けましたけれども、それでよろしいですか。


◯中西照典議長 竹内市長。
                  〔竹内 功市長 登壇〕


◯竹内 功市長 先ほどお答えしたとおりです。そして、いろいろ経過がある弓道場の建設に関しては、当然新設に当たって、古いほうは撤去するという内容は検討の委員会の中でも前提の議論として出ていましたし、その議論がされたという、そういう認識が十分されて、新設の議論が具体化されていったということもつけ加えておきたいと思います。


◯中西照典議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 前提の議論ということがありましたけれども、まずはその景観についてですけれども、景観法ということについて私は何度もお話ししていますけれども、景観というものは1人のものではない、みんなのものなんです。だから、石垣がすとんと見える、道路がずばっとついていく景観が美しいと思っておられる方もおありでしょう。しかし、木造の弓道場があって、それを山に久松山を見る、その景観が美しいと思っている人もいるわけです。ですから、ここを景観協議会とかというものを制定して、みんなでこの景観がどうあるべきかということを本来は議論するべきなんです。そういう場所が必要なんです。

市長はいつも、鳥取市が決めたからと。実は、この弓道場に関してもツイッターやホームページ、いろんなところで私のところにも届いております。フェイスブック等でも上がってきています。要するに市長は、市民の意見は聞いたんだと。でも、それは建設していく委員会の中の人の意見であって、ほかの市民の方の意見はしっかりと市長のところにはどうやら届いていないようなんです。先ほども申し上げましたけれども、やはりきちっと調査、現状を調べていく、今どうであるかということがベースになければ語れないわけです。大手登城路のことも前回のこの場で申し上げました。やはり住民の方の理解がなければ、あそこの進入路がなくなるということは住民にとっては非常に不便なことであったり、避難路に関してもいろんな問題があるんですよということは申し上げました。

市長は、鳥取市が決めたんだと。決めたんですから、当然それを情報として公開します。それに意見がある方は言ってくださいと。言いました。でも、この弓道場のホームページも、御理解ください、決定しましたと。少数の意見を取り上げよう、あるいは本当に困っている人たちの意見を取り上げようとはしないわけです。そこのところを市長は何かお間違えになっておられるような気がするんですけれども。


◯中西照典議長 竹内市長。
                  〔竹内 功市長 登壇〕


◯竹内 功市長 弓道場につきましては、議会に陳情も出て、議会で採択されているという経過もございます。太田議員も知らないで質問されているとは思えませんが、そういうこともあって、積極的に市としてもこの整備を、現在の弓道場では6人立ちでしたか、少ないので、もっと大きなものにしてほしいとか、遠的の練習もできる施設にしてほしいとか、そういう要望があって、市としても積極的な整備に取り組んでいるわけであります。それをまず基本的に、議会も含めて推進してきた。予算もそういう内容で決定をいただいてきている。そして、今、残してほしいという声があるということに関しては、議員も議場の中で発言されております。そういった声もきっと関係者の一部にはあるのかもしれません。しかし、大きな流れとして、史跡と共存する、史跡の整備、そして西高の耐震改修、こうしたことを共存させていく中で、弓道場はいろいろ適地の検討もされて、そして鳥取市の弓道場として布勢にあるのが適切だという検討委員会での議論があって、それからパブリックコメントも経て、それ以降に鳥取市として方針を決めて予算化してやっているわけで、鳥取市が決めてから始めたというのは全く事実に反する議論ですよ。そういう事実に反する議論を議場でするのはやめていただきたいと思います。

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「鳥取市のまちづくりについて」

◯下村佳弘副議長 太田縁議員。
                〔太田 縁議員 登壇〕(拍手)


◯太田 縁議員 市民の縁側、太田縁です。

朝露の久松山は緑が美しく、夜には澄んだ空気の中、蛍が飛んでいます。この美しい風景、久松山と市内の景観はいつまでも美しくあってほしい。縁側にはこんな思いを語りに多くの市民の皆さんがおいでになられます。今こそ、縁側に腰をおろして久松山を眺めながら、ゆっくり城下町鳥取について考えたいと思います。

本日は、鳥取市のまちづくり、中心市街地及び鳥取駅周辺の整備計画について、太平線シェルター整備計画の及ぼす影響について、駅南の歴史遺産について、地場産業の振興と鳥取駅周辺での情報発信についてお尋ねします。

住民投票の結果、市庁舎移転がなくなった今、鳥取市のまちづくりについて、中心市街地及び特に駅周辺の整備計画について見直し、検討し直す必要があるのではないでしょうか。まずは市長に御所見をお伺いします。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。
                  〔竹内 功市長 登壇〕


◯竹内 功市長 太田議員の御質問にお答えいたします。

駅周辺の整備ということに関しては既に多くの議員の皆さんから、その必要性、重要性、これに絡んだ御質問をいただいておるところであります。庁舎の位置、新築移転でなくなったからといって、駅周辺のいわゆる再生、よみがえらせるといいますか、駅周辺は歴史的に見ても従来から非常ににぎやかな鳥取のかいわいでありましたが、改めて駅の北口・南口にわたって駅周辺をしっかり再生していくことは重要な課題であり、駅周辺再生基本計画にのっとりまして、今後とも適切に推進する必要があると考えております。

個別の事業については、例えば駅南側に計画中の公共駐車場の整備の時期とか、そういったことについては引き続きJR側の意向との調整を図っていくといった必要性がありますので、すべてがすぐに取りかかって事業ができるということではないにせよ、いろんな、駅周辺のにぎわいを生むような、魅力をアップさせるような事業は中心市街地活性化基本計画の大きな取り組みのテーマに1つであるということを申し上げておきたいと思います。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 確認ですけれども、市立病院跡地の利用は現在は白紙ということでよろしいですね。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。
                  〔竹内 功市長 登壇〕


◯竹内 功市長 市立病院跡地に市庁舎を建てるという計画、これについては現時点では白紙の状態であります。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 先ほど公共駐車場について触れられましたけれども、この駅周辺再生基本計画についてなんですけれども、市長は上杉議員の質問に対して、立体駐車場は市庁舎移転とは無関係であるというような、また、橋尾議員の質問には、公共駐車場として必要だというふうに回答されました。しかし、この計画書5ページなんですけれども、現幸町駐車場の代替機能をと記載があります。市庁舎移転と関連がないとは読めませんし、市庁舎移転がなくなった今、公共の立体駐車場の必要性の理由は何ですか。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。
                  〔竹内 功市長 登壇〕


◯竹内 功市長 駅周辺には時間貸しの駐車場が幾つかあるんですが、まだまだこれから、例えば鳥取自動車道が今年度開通するとか、いろんなイベントが行われるとか、そういったことを考えますと、やはり駅周辺に駐車場があれば、市内のイベントに駅で、そこで車をおりて駐車して、この間のB-1グランプリのときにあったように、中心市街地の中を歩いて出かけて目的地に行くといったようなことができやすくなるわけであります。鳥取駅も耐震改修していろいろ周辺の土地利用を考えて、魅力を高めたり集客力を高めたりする、そういう取り組みが検討されておりますので、現在、平面で駐車場となっている場所を立体駐車場にする計画が再生の基本計画の中に載っておりますが、これらの事業は市立病院跡地の利用と直接関係しなくても、必要性といったものは十分認められるものだと考えております。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 にぎわいは必要かもしれませんけれども、例えば新幹線の計画がある北陸とかと違い、来訪者が確実に急増するような見込みもありません。この計画書によれば、市庁舎移転をするから、需要の増加を加味した台数を確保しようというふうにあります。需要の増加の見込みはないわけですよね。ということは、公共の立体駐車場は本当に必要ですか。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。
                  〔竹内 功市長 登壇〕


◯竹内 功市長 太田議員が引用されている部分、構想の中で我々も注意深く取りまとめをしておりまして、庁舎整備ということとは離れて駅周辺の再生ということを言っておりますので、先ほどの説明が全く誤りだろうというふうには私は思っております。いずれにしても、これは必要性の高いものとして、今後とも実施に向けて検討していく、関係者と調整していく、そういったことが必要だと考えております。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 何だかつじつまが合っていないように思うんですけれども、駅周辺を含めて、鳥取のまちづくり計画を抜本的に見直す必要があるのではないかとさっきから申し上げているんですけれども、ないというふうにお答えになるんでしょうか。お願いします。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。
                  〔竹内 功市長 登壇〕


◯竹内 功市長 まず、抜本的に見直す必要があるんじゃないかという御質問です。

どこまでを抜本的に見直すという意味で含めておられるのか不明なんですけれども、これは、駅周辺の再生基本計画というものの内容は、先ほどお答えしたように、基本的に駅周辺の活性化、魅力アップ、にぎわいの創出、そういったものに必要なものとしてこれまで検討されたものでありますので、抜本的な改正ということは、時期の調整とか、あるいは関係者との調整とか、そういったことを別にすれば、特に考えられないと思います。

それで、中心市街地活性化基本計画の第2次版をこれからまとめようとしております。例えばくる梨の第3路線とか、いろんなことがありますが、ソフト事業を中心とした新たな活性化の展開を図りたいということを考えております。こうした新たな検討も今年度中にきちんとした形で行いますので、そうした中で改めて駅周辺の整備に関しても検討するといったようなことは予定しているところであります。

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「太平線シェルターについて」

◯太田 縁議員 それでは、太平線のシェルター整備計画の及ぼす影響についてお伺いします。

このたび、太平線シェルター工事の設計が完了し、施工業者も決まりましたが、これは先ほどおっしゃった、やはり鳥取駅周辺再生基本計画の一環として検討されたものですね。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。
                  〔竹内 功市長 登壇〕


◯竹内 功市長 鳥取駅前の太平線再生プロジェクトといいますのは、鳥取駅周辺再生基本計画案に先立って検討され、計画されて、現在実施中という段階であります。そういう意味では、駅周辺再生を実現するための先導事業ということで、この再生基本計画そのものの事業はシェルターの事業より後にいろいろ計画された事業で、そういう区別というか、時期の差といいますか、全体として駅周辺をよみがえらせていくための事業という意味では同じ目的のものでありますが、再生基本計画の事業というのではありません。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 やはりこれも市庁舎の移転が前提に検討されていると多くの市民は思っておられると思います。ですから、このシェルター計画も本来でしたら再検討するのが当然だと思うんですけれども、何度も伺っても、再検討するつもりはないということですので、そういうおつもりだという認識で、次の質問に移ります。

手元には、平成23年1月の基本計画がこのように2つあるんですけれども、1つが、こちらの方が当初のイメージですね。今回出されたのが、設計が決まったのがこちらということなんですけれども、イメージとはいえ、随分違いますけれども、一体どういった設計になったのかということを教えてください。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。


◯竹内 功市長 担当部長からお答えします。


◯下村佳弘副議長 大島都市整備部長。


◯大島英司都市整備部長 お答えいたします。

議員の示されました鳥取駅前太平線再生プロジェクト基本計画において示されております図面は、計画の内容を視覚的にわかりやすくしたイメージ図でございます。基本計画に基づき、地元の新鳥取駅前地区商店街振興組合との協議により、柱の位置及び屋根材の決定、消防局等との協議を経まして実施設計を行った結果、現在の計画となっており、もう1つお示しになりましたパースはその実施設計に基づいたものでございます。以上でございます。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 もう少し具体的に答えていただきたいのですが、地下はどれぐらい掘り、柱の太さ、あるいは柱の本数、それからどれぐらいの高さ、あるいは素材はどういったものかということをお尋ねするように伺っていたんですけれども。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。


◯竹内 功市長 担当部長からお答えします。


◯下村佳弘副議長 大島都市整備部長。


◯大島英司都市整備部長 お答えいたします。

いただいている内容が全体像としていただいておりましたので、これから柱の本数等は取り寄せたいと思いますが、まず、シェルターの概要についてお答えいたします。

まず、規模といたしましては、幅27メートル、延長61.5メートル、高さ14.6メートルで、構造は鉄鋼造でございます。面積は1,648平方メートルあり、体育館等に例えますと、バレーボールコートですと2面、バドミントンコートですと8面とれる体育館のような規模の空間を持つ施設ができ上がります。屋根は、東京ドームなどで使われている白色の膜構造の屋根材で、電動で開閉できるものとなっております。以上でございます。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 伺ったところによりますと、長手方向の開閉式になっていて、随分大がかりなものだと思います。そして、軽量で明るい当初のイメージに比べて、今のお話は、先ほど柱の太さをと言いましたのは、少し皆さんにイメージしていただきたいなと思ってそういう質問をしているんですけれども、重厚で、やや圧迫感のあるような感じに変化しています。これはどういった理由でこういうものになったんでしょうか。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。


◯竹内 功市長 担当部長からお答えします。


◯下村佳弘副議長 大島都市整備部長。


◯大島英司都市整備部長 本数、寸法等については後ほど報告させていただきたいと思いますが、現在の太さ、本数になりました理由を先に答えさせていただきます。

このシェルターにつきましては、商店の前等に立ち上がるものでございますので、商店の営業、荷さばき等に差し支えのない位置に柱を立てるという大前提がございます。そのため、商店の営業に差しさわりのない位置に柱を立てるということで本数が限定されまして、その本数に応じた力を受けるということで太さが決まっているという条件がございます。設計に当たってはそのような点を考慮しております。以上でございます。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 伺ったところによりますと、キャットウオーク、消防の消火活動をするための場所であるとか、かなりいろんなものを装備しなくては、商店街の中ですから、消火活動等も行われにくいと。そういういろんな、かなり難しいことをなさっていると。なので、こういう重たいものになっているんじゃないかと思いますけれども、随分こういう大きなものができるというのは、市民の方はもちろん、こちらの議場におられる方がどれぐらい御理解いただいているのかもしれないですけれども、かなり大がかりな、巨大なものができるということを私自身も認識しました。設置そのものに無理があるように私自身は思うんですけれども、シェルターを設置すれば、維持管理に費用が当然発生します。だれがどのように管理し、費用を負担するのか、お示しください。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。


◯竹内 功市長 担当部長からお答えします。


◯下村佳弘副議長 大島都市整備部長。


◯大島英司都市整備部長 お答えいたします。

鳥取駅前太平線プロジェクトでは、官民が共同・連携し、ハード・ソフト両面の一体的な管理・運営を実現し、にぎわいづくりとまちの魅力を持続的に高める仕組みを導入することを目的としております。このため、当初より道路施設、これはシェルターの屋根の部分も含みます、その維持管理は道路管理者である市、利用空間の活用管理については地元商店街で行うことを前提に役割分担を協議しているところでございます。以上でございます。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 このシェルターの管理について、平成23年2月議会で田中前整備部長が「アーケードは商店街が設置して、市が支援するという形でございますが、今回、太平線で整備しようというシェルターについては市の施設でございますので、これを市が管理して維持していくということ」というふうに答弁いただいているんです。ということは、今のお話で、利用空間、構造物そのものについてはやはり鳥取市が管理をなさるという考え方でよろしいですか。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。


◯竹内 功市長 担当部長からお答えします。


◯下村佳弘副議長 大島都市整備部長。


◯大島英司都市整備部長 お答えいたします。管理の分担といたしまして、もう少し具体的に述べさせていただきます。

シェルターについての維持管理は市が行います。これには、メンテナンスですとか、例えば何か飛んできたものが鉄骨にひっかかったというような場合のメンテナンスが含まれると考えております。一方で、活用施設でございますが、具体的には、芝生広場の管理、道路の日常的な清掃、また、シェルターをいつあけ閉めするかを決める等、そういった、活用に直接かかわる部分については地元で管理していただくよう、その費用の市の負担分も含め、詳細について協議を行っているところでございます。以上でございます。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 それでは、利用空間ということで、イベントも行う、にぎわいをつくっていきたいということでイベントを言っておられますけれども、このシェルターの建設の根拠となったという平成20年鳥取駅前・賑わいのまちづくり実証事業、この報告書によると、総事業費2,614万円のうち、調査費が1,020万、ハード整備が519万円、これを除いた1,075万がイベント経費だったように見えます。ということは、この実験結果と同等のにぎわいを生むには、これは10日間の実験だったんですけれども、実験とはいえども、約1,000万の経費を要するという計算になります。地元だけで負担するにはかなり無理がありませんか。市は当然この程度の経費は確保され、振興組合さんにずっと支援していくというか、どういうふうにやっていかれるおつもりでしょうか。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。
                  〔竹内 功市長 登壇〕


◯竹内 功市長 現在、新鳥取駅前地区商店街振興組合は、広く市民に対してイベント等の提案を募集しているという状況でありまして、イベントの計画をみずから募集し、その応募のあったものをもとにいろんな計画を作成される状況であります。本市としましても、太平線は駅周辺のにぎわい創出の重要な核と位置づけおりまして、こうした商店街の行うイベント開催に係る経費、これは鳥取市内のいろんな商店街での取り組みについてもそういった同様の経費負担をやっています。ですから、こういうイベント開催の経費を一部負担する、補助するというようなことを考えております。継続的にこの太平線では年間計画などを立ててイベントを行われるようなことが考えられると思いますが、そうしたことを十分この組合と協議して、今後そうした具体的な内容は決めていくことになると考えております。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 ちょっとわかりにくいんですけれども、じゃ、地元の方がイベントを中心になさると。それに対して補助を出していくと。ですけれども、先ほど申し上げたように、市長がおっしゃっている実証実験と同じぐらいのにぎわいを出そうと思うとかなりの費用がかかるんですね。約1,000万です。じゃ、これを地元の方にイベント提案と計画をずっとしていただかないとにぎわいはなかなかできないという話になるんですけれども、どうでしょうか。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。
                  〔竹内 功市長 登壇〕


◯竹内 功市長 実証実験というケースと、今回シェルター、大屋根のついた魅力的な新たな空間、これにおけるイベントの実施は、実証実験と全く同じだというふうには考えていなくて、経費についても、私も手元に資料がないので、議員の言われた1,000万円をチェックすることができないんですが、実際に年間を通じてどういうイベントをして、どれくらいの経費がかかって、市としてはどれくらいを支援するか、これは今後の話し合いで決めていく内容であります。具体的にそういったものを踏まえながら、地元で積極的に、商店街としてこういったイベントを含め、商店街としての取り組みなどを実施していただくことを期待しております。そういう意味で、同じぐらいかかるんだとか、大きな費用がかかるんだというのを実証実験と比べて議論するというのは適当ではないと思います。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 根拠になったということをお話ししているだけでいいと思うんですけれども、協議中であるというふうに受け取ったらよろしいですか。

次は、このシェルターの設置は本来地元がもともと望んだものなのかというふうに私は非常に疑問に思います。先ほど管理のことを少しお話ししましたけれども、火災時のときにどのような対応を考えていますか。例えば初期消火活動、先ほどおっしゃったシェルターの開閉、それから市民の誘導、市民の安全確保、これらの管理ももし地元に、責任の所在というんですか、例えば消防法の8条でいけば、管理者が消防訓練を行わないといけない。消防訓練は、例えば鳥取市さんが積極的に行うということになるんでしょうか。このあたりの責任の所在がはっきりしないんですけれども、お聞かせください。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。


◯竹内 功市長 担当部長からお答えします。


◯下村佳弘副議長 大島都市整備部長。


◯大島英司都市整備部長 お答えいたします。

今ほど消防の話をいただきました。シェルターの設計に当たりましては、国の定めるアーケードの設置基準に基づきまして、警察、消防、当然でございますけれども、建築、道路管理者が協議することを行っております。つきましては、消防局とも協議を行い、この施設において消防活動が十分可能であるという確認をしているところでございまして、今おっしゃられたことは2通りの解釈がございますけれども、まず、周辺の建物に関する消火活動につきましては十分可能なことを確認しております。このシェルター自体が基本的には不燃性でございますし、燃えるような事態は想定しておりませんけれども、市の施設が火事になったものとすれば、当然市が消防署と連携して周辺の皆様に避難していただき、消防署と協力して対処するものというふうに考えております。以上でございます。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 先ほどからのアーケード設置条件についてだとは思うんですけれども、アーケードが設置されるということは、消火活動がしにくくなるということなんです。ということは、初期消火をどのように行うかとか、いわゆる地元との協議が非常に大切だということを申し上げているんです。ということは、地元とこういう協定をきちんと交わせているのかどうか。こういう細かいことを。それは、火事が発生すれば当然消防が来るし、消防が消火しやすいようにシェルターは設計されています。けれども、それまでにどういうふうに消火をやっていくのか、そういうようなことを聞いているわけですけれども、こういうことも含めて協議書をきちんと作成されていくわけですね。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。


◯竹内 功市長 担当部長からお答えします。


◯下村佳弘副議長 大島都市整備部長。


◯大島英司都市整備部長 お答えいたします。

現在の協定書は、先ほど申し上げました管理の範囲についての協定書を予定しておりましたが、別途御提案を受けまして、防災上の観点から必要な協定等を検討してまいりたいと考えます。以上でございます。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 それからもう1つ、今さらですけれども、シェルターとアーケードの違いを少し教えていただけますか。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。


◯竹内 功市長 担当部長からお答えします。


◯下村佳弘副議長 大島都市整備部長。


◯大島英司都市整備部長 アーケードとシェルターは基本的には同様の機能を果たすものです。先ほど申し上げましたとおり、アーケードの設置規準に関する国の通達に従いまして協議等を行っており、文言上の違いとなっております。アーケードは主として商店街の利便性を高めるための施設として、鳥取駅前太平線再生プロジェクトでは、天候に影響されることなく人が集まる魅力的な快適空間をつくるための施設としての特徴を強調するためシェルターと呼んでおりますが、アーケードとしての安全性の基準はすべて確認した上で施工準備に当たっております。以上でございます。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 構造物としてはそうだということがわかりました。ただ、1つ、先ほど市長も少し触れられましたけれども、アーケードのある商店街というのは川端さんだったり、新町さんだったりというふうにあるわけですね。だから、駅前がにぎわいだと言いながらも、そこに支援をどんどん送って、反対側の方々、いわゆる商店街の組合もあるかと思いますけれども、そちらの方との合意というのは得られているんですか。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。
                  〔竹内 功市長 登壇〕


◯竹内 功市長 駅前の太平線通りのシェルターについては、駅前の商店街振興組合、こちらと直接話し合ってこれまで内容を固めてきております。新町とか川端ですか、そういった商店街に同意を求めるといった性格のものではもとよりないというふうに考えております。いずれにしても、中心市街地活性化の大きな取り組みの中の1つの駅周辺の活性化の取り組みであって、また、こちらの今言われた新町とか川端の商店街の活性化、これはまた別のテーマとして商店街の皆様と具体的に取り組んでいかなくちゃいけない、そういうふうに考えております。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 何かちょっと不公平な感じがいたしますけれども。

次に、景観についてお伺いいたします。鳥取市は景観行政団体に認定されていますが、これはどのような目的だったでしょうか。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。


◯竹内 功市長 担当部長からお答えします。


◯下村佳弘副議長 大島都市整備部長。


◯大島英司都市整備部長 お答えいたします。

景観法では、都道府県と中核都市は自動的に景観行政団体となりますが、その他の市町村は都道府県と協議し、同意を得られれば景観行政団体となることができると規定されています。本市としては、景観法の規定に基づき、さまざまな事業制度を活用しまして、地域の特性に応じた景観施策を主体的に推進することを目的に、平成18年6月1日、鳥取県との協議の上で景観行政団体となっております。以上でございます。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 個性あふれる鳥取市の景観を守りたいんだ、まちを美しくしたいんだということだと思います。

さて、太平線シェルターですけれども、全国から鳥取に来られる方に最初に印象を与える場所です。この鳥取市の、先ほど紹介しましたけれども、景観計画によれば「鳥取市の顔。玄関として、久松山をランドマークとした景観整備を目指す」とあります。この太平線シェルターなんですけれども、駅をおりて久松山があり、反対側、左側に視野に入ってくるわけですけれども、この景観形成計画に適合したものと考えてよろしいですか。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。


◯竹内 功市長 担当部長からお答えします。


◯下村佳弘副議長 大島都市整備部長。


◯大島英司都市整備部長 お答えいたします。

適合したものとして設計しております。以上でございます。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 そうですよね。景観というのは人それぞれによって感じることが違うんです。だからこそ、多くの方の意見を聞く場を用意しています。例えば景観審議会であったり景観協議会ですね。このシェルターに関して景観審議会では審議をなさいましたか。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。


◯竹内 功市長 担当部長からお答えします。


◯下村佳弘副議長 大島都市整備部長。


◯大島英司都市整備部長 お答えいたします。

鳥取市景観形成審議会は、鳥取市景観条例第27条の規定に基づきまして、市長の諮問に応じて、良好な景観の形成に関する事項を調査審議するために設置されております。このため、景観計画の策定及び変更ですとか、景観条例及び景観法に基づく届け出等に対する勧告や命令について意見をいただくこととしております。

太平線シェルター整備に関しましては、今ほど申し上げましたとおり、鳥取市みずからが景観上も適切に実施すべきものであり、鳥取市景観形成審議会の調査審議の対象となるものではありません。本事業につきましては、計画策定段階から、景観法や鳥取市景観条例に基づく基準や景観計画の考え方などを十分に配慮して設計されておりますけれども、駅前のにぎわい創出の基幹事業でもあり、審議ではございませんが、特に審議会に報告させていただき、素案段階での委員の御意見を伺っております。委員からは、屋根の開閉方法やコスト、シェルター内の明るさ、緑化フェアとの関連づけ等について質問いただきましたが、デザインそのものについて特に御意見はありませんでした。以上でございます。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 この審議会の議事録によると、なぜ報告だけなのかというふうなことがあります。ですから、先ほど申しましたように、やはり審議会で意見をとめ置く、聞き置くのではなく一緒に協議をする場所が必要だと思います。ですから、景観というのは皆でつくっていくものですから、鳥取市だからいいんだという話は余りあり得ないというふうに思います。

鳥取市はこの景観法において市民にはいろんな規制をかけるわけですよね。行政は審議会や協議会の意見を聞こうとはせず、目的や計画に記載してある、先ほどおっしゃっていた、いわゆる景観行政団体としての目的等々、やや実体を伴っていないように考えます。道義的に考えても、景観行政団体の長として、市長、とられるべき態度であるかということをお伺いします。どうでしょうか。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。
                  〔竹内 功市長 登壇〕


◯竹内 功市長 具体的な質問なのか一般論なのか、よくわからなかったんですが、太平線のシェルターの整備計画案、これを景観形成審議会に報告事項として説明したと。これは景観形成条例等に照らしても適切な対応であったというふうに考えております。景観形成条例の内容なり考え方は鳥取市として十分理解して、それを実施するということをあらかじめ当然のことと考えておりますので、それに沿って取り組みを進めているところであります。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 駅からおりた景観が、シェルターがあると非常にすばらしい景観になるんだというふうに市長は思っておられて、私はそうは思っていない。

ここでもう1つ市民の意見を伺いたいと思うんですけれども、市庁舎整備について市民への説明不足を見聞きしていますけれども、太平線シェルター、今のような物すごくがっちりしたものができるということを十分に市民の方には説明されているんでしょうか。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。


◯竹内 功市長 担当部長からお答えします。


◯下村佳弘副議長 大島都市整備部長。


◯大島英司都市整備部長 本シェルターにつきましては、新鳥取駅前地区商店街振興組合等と連携しながら検討してまいりました。基本計画となる鳥取駅前太平線再生プロジェクト基本計画作成時におけるパブリックコメントを初め、実施計画につきましても、平成24年2月の定例記者会見や市報24年3月号、ぴょんぴょんネット等、機会をとらえて情報発信を行っております。また、地元の明徳地区への説明会等も開催しているところです。工事執行予算につきましては議会で議決をいただき、この事業の必要性について御理解を得ながら進めているものと考えております。

なお、先ほどお尋ねの件でお答えできませんでした柱の規格の件でございます。太さにつきまして直径120センチ、本数といたしましては最終的には8本となっております。地元の商店街と荷さばき等の協議の結果、本数については最後に調整されております。以上でございます。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 ありがとうございます。

市報に平成24年3月号に掲載されたということでしたね。市庁舎は市報に何回掲載されたんでしょうか。それでも説明し切れなかったとおっしゃっているので、1回の市報ではなかなか説明不足だと思いますけれども、市長、いかがですか。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。
                  〔竹内 功市長 登壇〕


◯竹内 功市長 市民への説明ということでありますが、この事業に関しても、チラシ等をつくって多くの市民の方に手にとってもらうとか、いろんな機会を通じて市民の皆さんに広報に努めているところであります。関係の地元周辺の方々とお話し合いをして計画内容を詰めて、今、実施の段階、契約して工事が始まろうとしている段階であります。引き続き説明が必要な部分、あるいは不十分と感じられるような部分がありましたら、お話しいただければ、我々は十分説明に行きますし、我々に対して別途お話があれば、対応させていただきます。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 鋭意努力されているということでしょうか。

少し御紹介したいと思います。景観法の解説によれば、日本では高度成長期以降、全国どこへ行っても地域全体の調和・美観・伝統を軽視した建築・構造物が次々に建てられ、街並みや自然景観と調和や地域の特色が壊されていきました。良好な景観や環境を求めるよりも、経済性が優先され、建築基準法、都市計画法に違反しない限りどのような形態の建築物でも建てることができる「建築自由国」と比喩される状況になってきました。その結果、長い年月をかけて形成された伝統と風格、調和のある街並みが都市を含む各地に残っているヨーロッパや諸外国と比べて、無秩序でみすぼらしいと言われる今日の状況に至りました。一方、各地で高層マンションの建設などをきっかけに、トラブルや屋外広告のはんらんなどによって景観の価値に対する意識が次第に高まってきました。

このような背景から考えれば、景観上からの問題、それから、除雪の問題は景観審議会でも心配される意見があったようです。膜は年数がたつと雪が落ちなくなります。これは湯村のドームを利用されている地元の方から伺いました。鳥取では黄砂が積もる心配もあります。膜はたちまち汚れてみすぼらしくなることも懸念されます。問題点はまだまだあります。富山のように、グランドパレスですか、融雪のスプリンクラーを屋根に設置するなど、融雪の検討も余地はあると思います。

駅から商店街に流れをつくるためには、シェルターよりも横断歩道の方が効果的だと思います。さらには、先ほどのお話のように、市民への説明不足であり、また、地元との交渉もまだまだ不十分だと思います。これで市民の合意を得られていないと私は思うんですけれども、市民の合意を得られていないままこれ以上に進めるべきではないと思います。鋭意努力とはおっしゃいますけれども、せめて協定書がきちんと交わされるまでは着工を少し延期した方がいいのではないかと思いますが、市長、いかがですか。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。
                  〔竹内 功市長 登壇〕


◯竹内 功市長 管理の協定の方はもう話し合いも始まって、まとまるんだと考えております。ですから、それは工事の着工と並行して行っていくべきだと思います。また、一般に対する広報なり説明なり、こうしたことについては、先ほどお答えしたように、必要があれば、さらに行っていくということで考えております。

先ごろ議会の議決も経て契約も承認されているところでありまして、こうしたのは工事のスケジュールをしっかり立てて、近隣の商店街の営業との両立といいますか、そうしたことをしっかり考えて進められているところであります。これを安易に変更するといったことは大きな問題を生じさせかねないわけでありますので、これにつきましては、今おっしゃられたような、工事の着工をおくらせるといったようなことは考えておりません。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 もちろん議会は承認されたわけですけれども、ここにおられる皆さんも、地元との協議がきちんとできているだろうという想定がありますから、その想定が崩れないようにしていただきたい。

それから、先ほど柱の太さが120とありましたけれども、地下も30メートル掘りますよね。工事を始めて30メートル掘ってから、いやいや、ちょっとやめてくれというようなことにならないように、もう少し慎重にされてはどうかということなので、そのあたりはぜひ聞いていただきたいと思いますけれども、どうでしょう。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。


◯竹内 功市長 工事の施工にわたるお話が出ておりますが、担当部長からお答えします。


◯下村佳弘副議長 大島都市整備部長。


◯大島英司都市整備部長 工事の施工と協定の関係についてのお尋ねでございます。

協定につきましては現在、先ほど申し上げました基本的な役割分担については了解をいただいているところでございまして、詳細の費用等につきまして確認を行い次第、協定を結びたいと考えております。一方で、施工につきましては、やはり大きな工事でございますので、周辺の商業者の皆様がいつからいつまで通行どめになるのかと、そういったことについて非常に多くの要望をいただいております。そういったものにきちんと対応するために、現在、かなり緻密に工程を組んで地元に協議に入らせていただいているところでございまして、協定書のおおむねの合意がとれる見込みの中で、皆様のビジネスの邪魔にならない形で、できる限り工程を詰めていくという努力を続けていきたいと思っております。以上でございます。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 市民の合意を得られているというふうに市長は思っておられるということで進めていかれるというふうに解釈します。

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「鳥取市の情報発信について」

◯太田 縁議員 皆さん、こんにちは。市民の縁側、太田縁です。

去る10月30日、第31回全国豊かな海づくり大会鳥取大会が、天皇皇后両陛下に御臨席賜り、盛大に開催されました。大会のコンセプトに「鳥取県の豊かな自然、環境を守り、育てていく気持ちを次の世代へ繋げる礎となる大会とする」とありました。まちづくりも同様です。次世代につないでいかなくてはなりません。私たちは次の世代の子供たちにどのようなまちを残さねばならないのでしょうか。どのようなまちづくりをしなければならないのでしょうか。この観点から、鳥取市第9次総合計画、市庁舎整備について質問いたします。

まず、鳥取市の情報発信についてお尋ねします。

両陛下が鳥取に行幸され、この庁舎を訪問されたことは、鳥取市民にとって大変光栄なことでした。直接お話しになられた市長よりそのときのお話をお尋ねしたいという市民の声を耳にしました。市報には記載されていないことや、賜ったお言葉などがあれば、お聞かせください。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。
                  〔竹内 功市長 登壇〕


◯竹内 功市長 太田議員の御質問にお答えいたします。

第31回全国豊かな海づくり大会鳥取大会が10月29日から31日まで、特に30日、31日を中心に本市で開催されました。天皇皇后両陛下はこの間、鳥取市に滞在され、30日には昼食会のため市役所へ御訪問いただきました。両陛下は昼食会の際、砂丘らっきょうなど、地元産品による昼食を召し上がられるとともに、唱歌「ふるさと」や、その作曲者である岡野貞一さん、作詞者である高野辰之さん、こういった方のことも話題にされましたし、また、因州和紙に対してもお話をされまして、いずれも私は深い感銘を受けたところでございます。こうした内容につきましては、市報12月号の5ページに記事にして紹介いたしたところであります。こうした取り組みを通じまして、天皇皇后両陛下が鳥取市民とも触れ合う機会を持たれ、また、鳥取市の実情も身近に把握されましたことは大変光栄なことで、大きな喜びであります。また、その後少し天皇陛下が健康を損ねていらっしゃった時期がございますが、既に公務に復帰されたということでございまして、大変うれしく感じているところであります。最初の御質問は以上です。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 ありがとうございます。

確かにこのように、市報にやや控え目に載っているように思います。なぜかというと、この海づくり大会はかなり長い間御尽力された職員の方もいらっしゃると思うし、鳥取市にとっては大変大きな行事だったと思います。そこで、市長にお伺いします。市報に掲載する重要度、掲載の内容、これはどちらで確認されていますか。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。
                  〔竹内 功市長 登壇〕


◯竹内 功市長 お答えします。

重要度の確認という意味がもうひとつわからないんですが、要するに重要度をどう判断しているかということだと思います。

これは、とっとり市報を掲載する目的から考えて、鳥取市の取り組みとか、鳥取市で行われるさまざまな行事、あるいは市民の皆さんへの必要な情報ですね、休日急患の関係の取り組みだとか、子供たちの予防接種のことだとか、その他、地域の活躍しておられる方とか、いろんな載せるべき内容が盛りだくさんにございます。そういったものを、直接は広報室で編集の計画を立てております。それと同時に、市報の内容について一般の方の御意見を伺う方法としては、御意見を募集しておりまして、抽選で記念の品物を差し上げたりするような形でそれを促しておりますし、あわせて、広報室が主催する市報についての意見交換会、外部の方を含めた意見交換会などでいろいろな御意見を伺いながら、編集に反映させていっているということでございます。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 市民の方と吟味しながらされているということでしょうかね。重要度ということですけれども、例えば、1面には鳥取市の相変わらず市庁舎の情報がこういうふうに記載されていますが、お隣の倉吉市のものをお借りしたんですけれども、こういう感じで1面に載せられているんです。そういうことについてはどこがどうだというんじゃなくて、判断をちゃんとしているんだということのように解釈しました。

次にお尋ねします。先般、このような感じで、市庁舎整備に関しての新聞折り込みがありました。これは市庁舎整備の予算で配布したと伺っていますが、具体的な費用と掲載内容、また重要度を、これは特に市庁舎の問題ではないんですけれども、新聞折り込みはどういうように判断され、また、各部局で情報を発信することが可能だと伺いましたが、じゃ、この場合は広報室はその内容を確認しているのか、あるいは把握しているのかということについてお尋ねします。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。


◯竹内 功市長 担当の庁舎整備局長から、折り込みチラシという話が出ておりますが、この取り組みについてお答えいたします。


◯下村佳弘副議長 亀屋庁舎整備局長。


◯亀屋愛樹庁舎整備局長 お答えします。

まず、折り込みチラシにした理由というところでございますけれども、これは、市庁舎の整備は市政の重要な政策課題であり、広く市民の皆さんに浸透させるため、市報での情報提供のみならず、あらゆる手段、これを使いまして情報をしっかり発信していきたいという考え方によるものでございます。

そこで、市報にするか折り込みチラシにするかという判断でございますけれども、これは、市報ですと紙面のスペース、こういったものが限られます。それから、発行時期、これも1日ということで限られてきます。その原稿を用意するのに関しましては1カ月近く前には原稿を用意しなければならないということ。一方、折り込みチラシでございますけれども、これは数日前に原稿がまとまれば配布するというようなことが可能でございまして、そのような特徴に応じて出すようにしております。内容の緊急性、分量から、こういったもので判断しておるところでございます。以上でございます。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 緊急性があると。それから、費用についてお伺いしたいんですけれども、どれぐらい費用がかかるんですか。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。


◯竹内 功市長 担当局長からお答えいたします。


◯下村佳弘副議長 亀屋庁舎整備局長。


◯亀屋愛樹庁舎整備局長 今年度、折り込みチラシにつきましては3回発行しております。1回目が「安全・安心なまちづくりを」、これは5月13日に発行しておりまして、費用は149万7,965円。2回目につきましては「今こそ活力と魅力あるまちづくりを」ということで、7月31日に発行いたしまして、費用が58万3,004円。3回目は「鳥取市新庁舎建設基本計画(素案)のあらまし」ということで、10月18日に発行いたしました。費用は58万3,004円ということで、3回発行しております。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 やはり費用は、これが高いと感じるか、安いと感じるかは別として、かかると。皆さんよく御存じだと思いますけれども、市報というのは、皆さんも配られたことがあると思いますけれども、町内会組織で一生懸命配っているわけです。そうしたときに市民からの声は「そんなんだったら全部、市報も、じゃ、市が配ればいいが。一生懸命みんな配っておるのに」というような話も伺ったりするわけです。先ほどの、緊急性があって重要である情報ということ、やはり冒頭に申したように、海づくり大会というのは、町内を挙げてフラワーポットをつくったりとか、本当にみんな一生懸命頑張ったんです。そういう成功裏に終わりましたよという情報はぜひいただきたかったと思います。

そこで、前回9月議会にもお尋ねしたんですけれども、市からの一方的な情報ばかりを発信したり、市の主義主張に基づいて発信していることはないというふうに市長はおっしゃったんですけれども、市の提供している情報が信頼できなくなる、そして、市が本当に伝えなければならないこと、それが伝わらなくなる可能性があると思います。先ほどからの答弁では、この情報発信について、公正性というんですか、それを確保する仕組みというのが、ルールが存在しないようにうかがえるんです。余り時間がありませんから、ぜひこのルールづくり、どういうものが市民にとって本当に大事なのか、あるいは何を伝えないといけないのか、そういうことをきちっと精査していただきたいと思います。

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「鳥取市庁舎整備について」

◯太田 縁議員 次に移ります。市長が先ほどおっしゃってくださいました自治基本条例についてですけれども、参画と協働のまちづくりを強化、進めてまいりましたとおっしゃってくださいましたが、そもそも協働のまちづくりとは何だとお考えですか。何をもって協働というのか、お答えください。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。
                  〔竹内 功市長 登壇〕


◯竹内 功市長 協働のまちづくりの協働についてお答えいたします。

市民と行政など、対等なパートナーとして互いに補完し合いながら、地域課題の解決や、市民のニーズに沿ったサービスを提供するなどの施策を展開していくため、この協働のまちづくりということを多くの皆さんに呼びかけて、一緒になって取り組んでいるというところでございます。市民の主体的な協働によるまちづくりの取り組みを本市として積極的に推進することが、地域をよくし、そして市民が主役のまちづくりを実現していくということのために重要なことであると考えておりまして、具体的には、各地域での取り組みについては地域コミュニティ計画といったものをまとめて、その計画などに沿った事業を鳥取市として強力に支援する、そういう仕組みで進めているところであります。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 対等なパートナーだというふうにおっしゃいましたが、やや片思いのように思います。市長は参画と協働のまちづくりを図っているとおっしゃいますけれども、市民が市政に参加できない、だから、参加したいという思いから5万人もの方が署名を行ったと考えます。参画と協働のまちづくりを進める自治基本条例の趣旨と異なるのではないでしょうか、お伺いします。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。
                  〔竹内 功市長 登壇〕


◯竹内 功市長 協働と参画のまちづくり、まず、参画と協働、それぞれ内容も細かく議論すれば恐らくもう少し分けて議論できるんだと思いますが、今回の鳥取市の市庁舎新築移転計画に関する住民投票条例案の提出を受けた段階で、私はこの条例案を真摯に重く受けとめて、きちんとした対応をしたというふうに考えておりますし、議会におかれましてはしっかりといろんな角度から議論されたというふうに思っておりますが、これを参画といった観点から見ると、多くの方がこの条例案の直接請求ということについて署名されたり、また関係者の方が呼びかけをされたり、条例案の内容をまとめられたりしてこられたこと、これは市政への参画の1つの姿であろうというふうに考えております。

議会でどういう議論があったかとか、私がどういう意見をつけたかということにも言及されておられましたけれども、それはそれで、それぞれ市長や議会の権能を果たすために取り組んでいるわけで、市民の立場から申し上げれば、こういった取り組みは1つの参画の姿であり、その内容であるというふうに私は考えております。現行制度のもとで、地方自治法制度のもとで市民の参画は行われている状況というふうに思っております。

さらに、私は日ごろから市政への参画ということでいろいろ審議会、委員会への公募委員のこととか、あるいは、今の庁舎のことであれば、基本計画策定でワークショップをつくって多くの方に参画いただいているというようなこともございます。また、市民の皆さんの意見をいろんな形で求めておりますが、例えばパブリックコメント、あるいは市政提案というような形で、こうした多くの市民参画の機会の提供に努めているという現状があることを申し上げておきたいと思います。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 現行制度のもとで市民の参画はできていると。なるほど、鳥取市自治基本条例を読み返してみると、やはり賛否を議会で決する仕組みとなっていました。幾ら条例案を市民が提出しても議会が決める仕組みです。これは、市民の市政への参加を保障する形だけのものではないと解釈できます。これが鳥取市条例ということとおっしゃっているのだと思います。また、ワークショップや意見交換会はあくまでも市が主催するものであり、住民主体ではありません。当然住民投票はアンケートでもありません。対等なパートナーだとおっしゃいますけれども、こちらからのプロポーズは受けていただかないということは、対等ではない。これは市民の参画を、協働を望んでおられないと市民に思われても仕方ないのではないかと思います。

次に移ります。次に、市民への情報発信について伺います。

市長は本議会の提案説明で「情報発信のさらなる強化と市民参画の機会拡大を図りながら」と述べられました。例えば8月8日に正式に直接請求された住民投票条例請求に対し、鳥取市のホームページでは鳥取市提案と鳥取市新築移転計画に関する住民投票条例に付した市長の意見書は掲載されています。しかし、市民の会の請求理由、提案内容、臨時議会や臨時特別委員会での市民の会の意見陳述は掲載されていません。このような偏ったような情報では市民は正しい判断はできないと考えますが、掲載されなかった理由について御説明ください。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。
                  〔竹内 功市長 登壇〕


◯竹内 功市長 ホームページの掲載の具体的な理由というところまで深く突っ込んでお答えできるかどうかわかりませんが、実際にホームページに載せる範囲をどこまでするのか、いろんなこれまでの考え方で整理したんだと思いますが、市から発信する情報というのは一般的に、市の事業や取り組みの説明を情報として公の立場で出すものであります。市の有する情報についてはできる限り公開していくことにしているというのが基本姿勢です。地域説明会の場とか市政提案として市民の皆さんからいただいた意見、これをホームページで公開しているのは御存じのとおりだと思いますが、こうしたときに、こういう意見があって、こういう回答をしているんだというようなこと、これはもちろん御本人が公開を望まないということで提案された内容については公開しないことにしておりますけれども、できる限りそういったことを意見も入れて紹介しているわけでありまして、私の理解では、市からの一方的な情報で、先ほど申し上げたような、例えば市政提案の場合の提案が何であるかといったこと、これは当然かもしれませんが、そういったものをきちんと載せた上で回答を出していると。そのほか、そういう例はたくさんありますので、地域づくり懇談会のやりとりとか、いっぱいありますので、そういう意味では、何か一方的な情報発信ばかり出している、あるいはそういう主義主張に基づいてやっているんだというようなことは全くございません。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 正式に直接請求されたので、市の有する情報だというふうに私は解釈したんですけれども、公正性を監視するシステムを今後御検討いただきたいと思います。

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「しゃんしゃん祭について」

◯下村佳弘副議長 太田縁議員。
                〔太田 縁議員 登壇〕(拍手)


◯太田 縁議員 市民の縁側、太田縁です。

台風12号により県内各地も被害が発生しました。このたびも「観測史上初」という言葉をたびたび耳にしました。自然の力ははかり知れず、絶対安全という目標を立てることは不可能だと言えます。まずは、リスクの分散・避難の方法や、河川や山の管理が重要であると考えます。1つの大きな箱物を建てたらまちが救われるという方向性に疑問を感じる市民の皆さんが多いのは当然だと思います。市庁舎問題の渦中ではありますが、しゃんしゃん祭についても多くの市民から意見が寄せられています。祭りの熱が冷めないこの議会でしゃんしゃん祭について、実態と課題、試みと成果・企画・運営・PR・会場整備の状況などについて質問いたします。

さて、この祭りは、昭和40年8月15日から始まりました。ことし47回を数えました。しゃんしゃん祭は昭和39年9月21日月曜日、現庁舎の完成記念式で初披露されたという因縁もあります。まずは、しゃんしゃん祭振興会の会長である市長のしゃんしゃん祭に対する思い、考え方をお伺いします。

次に、市庁舎整備について、市民が主役のまちづくり・市民への情報発信・耐震性・市民会館・登録文化財制度についてお尋ねします。

昭和37年から39年ごろの鳥取市議会議事録を読むと、市庁舎整備に関して、当時も50年たった現在もほとんど同じ議論が交わされています。今回は、市民の意見を取り入れて市庁舎移転構想をまとめたと市長は述べておられます。にもかかわらず、このたび市民から住民投票条例制定請求が提出されました。このことは、市の市庁舎整備の進め方に市民が納得していないことを示しているのではないでしょうか。当然50年前は鳥取市自治基本条例は存在しませんでした。請願や署名運動が生まれても、さらに合法的な住民運動に発展できませんでした。今回の住民投票条例制定請求は鳥取市自治基本条例に基づいて行われたものでした。この自治基本条例によってマル・バツで決着をつけるシンプルな住民投票案に救われたと思い、署名活動が広がったと思います。市民の疑問から提出された請求は、市長の否定的だと受け取れる見解を添えて市議会に提案されました。残念なことに、十分な議論もないままに否決されたと感じている市民が多いのが現実です。

さて、自治基本条例制定は単なる時の流れだとおっしゃる職員もいらっしゃいますが、市長は鳥取市自治基本条例をどのような思いで制定したのかお尋ねいたします。壇上での質問は以上です。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。
                  〔竹内 功市長 登壇〕

            


◯竹内 功市長 太田議員の御質問にお答えします。

まず、しゃんしゃん祭です。しゃんしゃん祭の第47回、8月6日から8月15日にかけてしゃんしゃんウイーク10日間が鳥取市の代表的な夏祭りとしてにぎやかに行われました。一部雨が降ったりすることもありましたけれども、全体としては天候にも恵まれて、にぎやかな祭りであったというふうに思っております。関係の皆様の御協力、御支援に心からまず感謝を申し上げたいと思います。

この祭りについて、御質問にお答えいたしたいと思います。

鳥取しゃんしゃん祭は、江戸時代より伝わる因幡の傘踊りをだれでも簡単に踊ることができるようにアレンジしたしゃんしゃん傘踊りを市民の祭りにしようと昭和40年に始まりまして、官民一体となった取り組みで、ことしの第47回を迎えるに至ったわけです。最初の昭和40年では21連、1,046人の踊り手の参加であったということでありますが、47回の今回は101連、4,000人と、参加人員で見て規模も4倍にもなっているという状況であります。本市を代表する夏祭りとして全国にも知られるところでございます。

鳥取しゃんしゃん祭は、本市のみならず近隣の町、あるいは県外、関西とか姫路市とかそういったところからの参加者も多くございます。昨年からはしゃんしゃんウイークを設定して、中心市街地のにぎわいの創出とか地域経済の活性化にも大きく貢献するよう、期間を延ばし、内容を充実させてきたというところでございます。今後とも、踊り子の皆さんの協力をいただきながら、ふるさと鳥取の一体感が感じられるとともに、踊りの質の向上やスムーズな運営を行うことで、「鳥取の祭り」から「日本の祭り」となるような取り組みを第50回に向けて現在鋭意行っているところであります。

それからもう1つは、住民自治基本条例の質問であります。

御質問の中に、住民投票の条例制定の請求がありました。これは必ずしも住民自治基本条例に基づいてということではなかったと思いますが、これは自治法上、前の建てかえのとき、昭和37年ぐらいから議論が始まって、完成したのは39年でありますが、私の理解では、その当時も自治法上はそういう規定があったのではないかと思います。いずれにしましても、鳥取市が県内でも4市の中では一番最初でありますし、たしか制定の時点では北栄町が先行していたように思いますが、早い時期に市として提案して市議会の議決をいただいて制定した鳥取市自治基本条例であります。

これは、私の思いといたしましては、平成16年11月の市町村合併によりまして市域が拡大し、全体として鳥取市が9つの地域によって構成される新鳥取市という形になったわけでして、それぞれの地域が抱えるさまざまな課題に対応するシステムが必要だというふうに考えたところであります。そして、それぞれ合併前は独立した市町村だったわけでありますから、それぞれの流儀というものもそれなりにある中で、全市に共通した新しいまちづくりのシステムが必要だということで、必要性を痛感いたしました。

そこで、まず第1に、地方自治の基本は住民自治だという考え方で、自治の主役は地域住民のパワーだと。地域をよくするのは地域住民の力だよということを基本の理念の第1に置き、また第2に、人と人との助け合いの関係、支え合いの関係、こうしたものが地域をよくしていく大事な部分だということで、地域コミュニティーの活力を高めることで住みよいまちづくりを実現していこうと。そういった第1、第2の考え方の中で、この条例の参画と協働のまちづくり、そうしたものがこの条例の中に位置づけられてきているわけであります。言葉をかえて申し上げれば、自治基本条例は鳥取市のまちづくりの基本ルールを明らかにするものと考えておりまして、これを合併後の鳥取市として大切にしていきたいというふうに思っております。これを受けて、平成20年度を「協働のまちづくり元年」と位置づけ、以来、参画と協働のまちづくりの取り組みを強力に推進しているところであります。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 ありがとうございます。

まず、しゃんしゃん祭についてお話ししたいと思いますけれども、参加人数がふえている、連もふえているということを伺いました。この組織体制はどのようになっているのか、あるいは問題点、概略でいいですので、簡単に教えていただけませんか。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。


◯竹内 功市長 担当部長からお答えします。


◯下村佳弘副議長 杉本経済観光部長。


◯杉本邦利経済観光部長 お答えいたします。

鳥取しゃんしゃん祭は、踊り子代表、市民団体、経済団体などで構成いたします「鳥取しゃんしゃん祭振興会」、これが祭りの企画・運営や事業計画、あるいは財源の確保、他の関係団体との調整など、主に民間が主体となって運営を行っているところでございます。振興会の事務局でございますが、鳥取市観光協会に置かれております。また、祭りの実施に当たりましては私ども本市の経済観光部、これと連携しながら実施している現状がございます。また、しゃんしゃん祭の振興会、この予算規模を御紹介いたしますと、およそ3,000万、そのうち本市の補助金が2,400万ということになっております。また、それ以外の収入につきましては、企業等からの協賛金、あるいは関連グッズの販売、こういったものを財源としております。

先ほど市長の答弁でもございましたように、第47回の参加連は101連、4,000人といった非常に大規模な祭りだというふうに承知しております。したがいまして、課題といたしましては、これらの多くの皆さんの意見を集約しながら祭り全体を運営するといったことが一番重要であり、大きな課題だといったふうに認識しております。以上でございます。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 その祭りに対する問題点ということなんですけれども、運営について昨年より外部委託で行っていると伺っていますが、これは先ほどおっしゃった問題の解消につながっているのか、端的にお答えください。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。


◯竹内 功市長 担当部長からお答えします。


◯下村佳弘副議長 杉本経済観光部長。


◯杉本邦利経済観光部長 お答えいたします。

昨年から、民間のイベント関係の会社にしゃんしゃんウイーク全体にかかりますイベントの企画立案、総合調整、あるいは一斉傘踊りの進行管理、これらについて委託してきているところでございます。また、一斉傘踊りにつきましては、踊り子連の皆さんにも主体的に協力していただいており、それで実施しております。平成22年度からこの企画・運営を民間委託したことにつきまして、一斉傘踊りの渋滞解消等、しゃんしゃん祭の課題解決に一定の成果が上がってきていると考えているところでございます。以上でございます。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 主体的に住民が行っていて、ウイークも盛り上がっているというふうに受けとめましたけれども、鳥取市の場合、ほかの地域では、祭りが終わったらすぐに来年の祭りの準備を始めると。それに比べてしゃんしゃん祭は内容の決定が遅い。観光に携わる方からはPRが遅いなどの意見があります。予算執行手続が難しいために準備がおくれているのだと考えますが、踊りは例年決まり切ったことですね。なので、債務負担行為をかけるなどして対策ができないのか、見解を伺います。


◯下村佳弘副議長 竹内市長。


◯竹内 功市長 しゃんしゃん祭の実施に関する御意見、御質問でございます。担当部長からお答えします。


◯下村佳弘副議長 杉本経済観光部長。


◯杉本邦利経済観光部長 お答えいたします。

鳥取しゃんしゃん祭振興会、この場では、やはり市民の皆さん、あるいは観光客の皆さんはもとより、踊り子の皆さんのためにも、できるだけ早く日程あるいは踊りのコース、これらを決定したいといったことを考えているところでございます。御紹介いたしますと、昨年の第46回、この日程が決定したのは平成22年1月19日ということで、祭りの年の1月だったといったことでございます。また、ことしを御紹介いたしますと、平成23年の祭りにつきましては昨年12月25日に決定したといったことで、早期の日程・内容決定に向けて、振興会の皆さんと踊り子の皆さんが一体となって企画・運営に努めていただいているといった取り組みをしております。

また、債務負担のお尋ねがございましたが、一昨年から、例えばしゃんしゃんウイークを設定するということでディズニーのパレードを呼ぶというようなお話がある場合は、必要に応じて債務負担、これらの設定をさせていただいているものでございますので、必要に応じて債務負担の設定をしながら、日程は早目に決めていくといったふうな考えでおります。以上でございます。


◯下村佳弘副議長 太田縁議員。


◯太田 縁議員 日程の、早目ということで1月ということですが、私は先ほどから1年ぐらい前から準備したいというふうに申し上げましたので、このことについては御検討いただきたいと思います。

また、ディズニーを呼ばれたときに債務負担行為をやったということですけれども、ディズニーだけでなく考えていただきたいと思います。

しゃんしゃん祭は、本来はイベントではなく、先ほど市長のお話にもあったように、祖先を供養する盆踊りに端を発していると思います。本来は踊ることに意味がある。踊りを通して地域への愛着・歴史・文化への誇りがはぐくまれます。しゃんしゃんウイークのような派手さよりも、踊り手が踊りやすく成長しやすい環境を整えていくことが先決だと思います。例えば音響・照明・清掃、環境の整備などを解決し、沿道と踊り手が一体となることで本当の意味での「市民主体の祭り」だと感じることができると思います。御検討ください。

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